2022.11.07お知らせ
予約制の導入
日頃より当院の運営にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
タイトルの通り、2023年(令和5年)1月より外来診療に予約制を導入することにいたしました。
今までの当日受診受付のメリットとしてはいつでも皆様のご都合の良いときに受診ができるということがありますが、デメリットもありました。それは①受診される方の数のムラが生じるため、混む日と混んでいない日ができることにより、混む日の待ち時間が長くなる、②感染対策として開始した電話での当日受付が開始時刻の9時から大変混み合い、業務に支障を来している(他の医療機関へ急な案件で連絡が必要なのに連絡がとれない時間帯ができる、他の連携機関からの連絡が受けられない、スタッフが電話対応に割かれてしまい外来業務の人手が一時的に減ってしまう→来院者の待ち時間が延びる、など)こともあり、また何より電話で受付を試みられている皆様の「なかなか電話がつながらない」ストレスになっている、といったことが挙げられます。
感染対策や利便性の観点からは電話やウェブからの受付(遠隔手段での受付)は今後も継続が必須と考えていますが、電話受付には前述のデメリットがあり、それを解消する手段として予約制の導入を実施します。
定期的に来院される方の受診を、事前に予約しておくことで、当日受診される方に受診受付をしていただかなくても済むようにします。
それにより朝9時からの電話での当日受付の混雑が減らせると期待しています。また混む日・混んでいない日の差を小さくして、待ち時間の短縮を狙っています。
予約制といっても、医師の診察の全てを事前に予約しておく「完全予約制」ではなく、いわゆる「半予約制」を実施します。
具体的には、事前に予約している方と当日受付された方を交互に診察する形で行います。当日受付を継続するのは、調子が悪いとき、都合が変わったとき、新しく相談したいことが生じたときなど、定期的な受診ではない臨時の受診に対応するため、「どの日でも受診ができる」というメリットを残すのが目的です。
予約枠が埋まってしまっていても、その日に受診を希望される方は当日受付を行っていただくことになります。
「予約」といっても診察に必要な時間が皆様個々で異なるため、また急な病気の対応が生じることもあるため、完全にその時刻に診察を開始するという確約にはならないことをあらかじめご了承いただき、診察を行う時刻の目安および当日受付が不要になるメリットとお考えいただければと思います。
診察予約のとり方としては①外来受診時に次回の予約をとる、②電話で未来日時の予約をとる、の2つの方法で実施します。
2023年1月以降に再診される予定の方から順次、希望されれば予約をとって参ります。
新しいシステムの導入ですので分からないことがあれば随時スタッフにお尋ねください。より良いスムーズな診療のため皆様のご理解とご協力をお願いします。